スペースふうらに来るお客さま

絵を見て驚いて、話されて
スペースふうらは看板も小さいし、階段もあるし、通行する多くの人々から見れば「わけわからん」ところのように見えます。「何を展示してあるのだろう」と覗き込まれるのですが、入ってくるにはパワーがいるのでしょう。ここでも女性が元気です。絵を見て驚いて、感想を言って「この人はどういう人なの」などと聞かれます。ボクは「普通の人ですよ」って答えるのですが。彼女たちはしばらく絵を見、ぐるっと回って落ち着くところを見つけて座ります。なんだかネコが新しい敷物にクンクンと鼻を動かし、おもむろに手を伸ばし、体を丸めて座るような仕草に似て可笑しい。一人の女性は自分が絵を描いていたこと、職場の大変さや将来の夢をひとしきりボクに話しをしてくれて「癒されるわ」と言って帰られました。男性では82才の方がいます。カメラを手に花の写真を撮っておられ、コレクションを見せてくれました。彼のポケットには近年逝ってしまわれた彼女の写真が入っていました。
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