2月20日（日）２時から４時
--私が体験した韓国現代史--「死刑台から教壇へ」の著者
康宗憲（Kang Jong Hun）さんのお話を聞く催し
「死刑台から教壇へ」―私が体験した韓国現代史--この本を書かれた 康宗憲（カンジョンホン）さんを招いて「スペースふうら」でお話を聞く催しをすることになりました。
康宗憲さんは、在日コリアンとしてソウル大学医学部に留学中、1975年に国家保安法違反容疑で逮捕され、77年に最高裁で死刑判決を受ける。82年に無期懲役に減刑されて88年に仮釈放,13年を獄中で過ごされました。この体験をもとに『---死刑台から教壇へ---私が体験した韓国現代史』を2010年9月に出版されています。（角川学芸出版）
熾烈な体験をしながら韓国・日本の現代史を生きてきた康宗憲（Kang Jong Hun）さん。私たちの「いま」を考える機会になってくれれば幸いです。
この催しでは韓国の詩人の心にも触れる時間として、韓国語での原詩の朗読もする予定です。ぜひ多くの方に来ていただきたく思います。
終了後交流会もします。
主催 スペースふうらの集い
2月20日（日）2時から4時
参加費 500円
交流会は別に実費が必要です。
（交流会参加ご希望の方は人数を把握したいのでご連絡ください）
康宗憲さん略歴
1951年生まれ。在日2世。1975年、母国のソウル大学医学部在学中に国家保安法違反の容疑で拘束。77年最高裁で死刑判決が確定。82年に無期懲役となり、88年に仮釈放。89年日本に帰還し、同年韓国問題研究所を設立。その後大阪大学大学院で国際政治を学ぶ。現在、早稲田大学アジア研究機構客員教授。立命館大学、大阪樟蔭女子大学、同志社大学などで日本国憲法9条を中心に平和学を担当している。市民講座などでの講演も多い。（現在、77年に受けた判決に対し再審請求を準備中）
翻訳（共訳） 朴ノヘ詩集 『いまは輝かなくとも』
金大中自伝 死刑囚から大統領へ
