デイズジャパンと青年

「デイズジャパン」を置いていると、「めずらしい」という人や「ハンセンケイ・・・」という反応をする人やいろいろです。
「デイズジャパン」の編集長である広河隆一さんのフォトジャーナリズム講座に参加していたという若者が来店してくれました。中電の原発立地が計画されている「祝島」の写真も撮ってきたという彼。そして、ふうらに来て彼が出会った中野さんの象の眼はこの絵です。あーちのキーホルダーとの出会いもありました。(アーチのキーホルダーについては後日)

 
さて「デイズジャパン」ですが、世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌
「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」「一枚の写真が国家を動かすこともある」
このようにこの表紙に書かれています。この写真誌の意志をはっきり示しています。この「デイズジャパン」は刊行されてから6年。経営難で発行の危機にさらされています。是非多くの方にこの写真誌を手にとっていただきたいと思います。

 広河隆一さんが撮った写真は、圧倒的な力で迫ってきます。有刺鉄線で囲まれたアウシュビッツ跡。そこでエサをついばむコウノトリ。ページを繰れば焼殺された人々の灰を蒔いたされる池が深い緑色をしている。静かな澱んでいるような写真からはユダヤ人として殺された人々の無念が沈み込んでいるようです。そして、次のページには戦車の前に立つパレスチナの女性。是非多くの人に見て欲しい写真です。

そしてもう一人注目したいのは冒頭の彼にふうらを紹介した「うたこ」さん。昨年、「プロジェクト|ザンビアに学校を建ててみたザンビアに学校を建てる」プロジェクトに参加し悪戦苦闘しながら写真を撮ってきた。彼女の写真展が開かれる。日程は未定ですがまた紹介したいと思います。