阪田清子展「ゆきかよう舟/対岸について」

8月12日~8月21日まで  開設時間12時から午後6時

阪田さんは塩の結晶を舟を模したオブジェに積んでいく。そして、「対岸について」の作品では塩の結晶を金時鐘さんの詩集「新潟」の一文字一文字にのせていく。ぜひ、見て、感じて欲しいと思います。

 

伝え守るアイヌ三世代の物語  出版記念作品展

写真家宇井眞紀子さんの作品展 

7月24日(日)15時30分~
      宇井眞紀子ギャラリートーク
          &
     藤戸ひろことみんなで一緒にウポポ
        参加費 2500円(お茶とお菓子つき)
              ※予約してくださいね
    
  7月25日(月)26日(火)
         13時~
 
   藤戸ひろこ 手仕事 ワークショップ
        2時間の講習です 受付けは 16時まで
       参加費  1000円

 

アイヌの血を引く
ある家族の物語
この本に出てくる家族は
ダイキ(兄)と
ワカナ(妹)
ふたりのお母さんのひろ子さん
北海道に住むじいじのユキオさん

 宇井さんが約30年前から始めたアイヌの人々への取材。多くのアイヌの人々を撮影されました。北は網走郡から、南は奄美大島まで、全国のアイヌの人々を撮影した写真集は「アイヌ、100人のいま」として出版されました。
 そして、本年出版されたのは、藤戸さんたち家族の物語です。

 標準語に象徴されるように、日本列島が画一化されるのは明治以降です。アイヌが、琉球が、そして、さまざまな地域が、近代国家によって束ねられ、同時に言葉や文化が滅ぼされていく。
 アイヌの手仕事、生活の知恵、文化を伝えようとする家族がいる。宇井さんはカメラを通して伝えます。被写体となった藤戸さん家族、そして宇井さんのメッセージを感じてほしいと思います。
写真家 宇井眞紀子さん 
 1960年千葉県生まれ。 1983年武蔵野美術大学卒業。 1985年日本 写真芸術専門学校卒業。 写真家・樋口健二氏に師事し、フリーランスとして活動を開始。 1992年からアイヌ民族の取材を始める。 第1回笹本恒子写真賞受賞。 日本写真芸術専門学校講師。 武蔵野 美術大学非常勤講師。主な著作に 「アイヌ、風の肖像」 (新泉社)、 「アイヌ 100人のいま」(冬青社)など。
 
  7月24日(日)15時30分~
      宇井眞紀子ギャラリートーク
          &
     藤戸ひろことみんなで一緒にウポポ
        参加費 2500円(お茶とお菓子つき)
              ※予約してくださいね
    
  7月25日(月)26日(火)
         13時~
 
   藤戸ひろこ 手仕事 ワークショップ
        2時間の講習です 受付けは 16時まで
       参加費  1000円
    ※予約してくださいね

         

 

松永優藍染色展 7月1日~7日

松永優藍染色展

松永優藍染色展

7月1日(金)午後6時半~
    オープニングイベント 朗読公演
 沖縄戦ひとり語り「ウンジュよ」 作:宮里政充 
        朗読: 松永衣吹
 
深夜の老人ホームで 老婆が語り出す家族の昔話
空を見上げる女生徒  子供を抱える母 砲火を逃げ惑う女性
それは、彼女の過去なのか それとも誰かの過去なのか。
彼女は生きてきた それだけを語り出す。 あなたに。

❇︎❇︎あらすじ❇︎❇︎
1945年3月26日 米軍は沖縄慶良間諸島に上陸を開始する。
艦砲射撃の中を逃げ惑い、次第に逃げ場を失った住民たちは集団自決へと追い詰められていった。それから55年、口のきけないはずの老婆は、ウンジュ(あなた)の来訪により声を取り戻し、当時の様子を語り始めた。幸せな家族との思い出、そして沖縄戦の記憶。
艦砲射撃の中、我が子の手を引いて逃げてきた親子の運命はー

    ❇︎❇︎松永衣吹プロフィール❇︎❇︎

円演劇研究所卒業後、フリーで舞台、朗読、ナレーション、映像などに出演。演劇ユニット『香具山舎』名義で朗読会やひとり芝居を開催。近年ではシンガーソングライターとの歌と朗読のライブイベント、コメディミュージカル出演、イベントの司会など、精力的に活動している。

伝え守るアイヌ三世代の物語  出版記念作品展

写真家宇井眞紀子さんの作品展 

 

アイヌの血を引く
ある家族の物語
この本に出てくる家族は
ダイキ(兄)と
ワカナ(妹)
ふたりのお母さんのひろ子さん
北海道に住むじいじのユキオさん

 宇井さんが約30年前から始めたアイヌの人々への取材。多くのアイヌの人々を撮影されました。北は網走郡から、南は奄美大島まで、全国のアイヌの人々を撮影した写真集は「アイヌ、100人のいま」として出版されました。
 そして、本年出版されたのは、藤戸さんたち家族の物語です。

 標準語に象徴されるように、日本列島が画一化されるのは明治以降です。アイヌが、琉球が、そして、さまざまな地域が、近代国家によって束ねられ、同時に言葉や文化が滅ぼされていく。
 アイヌの手仕事、生活の知恵、文化を伝えようとする家族がいる。宇井さんはカメラを通して伝えます。被写体となった藤戸さん家族、そして宇井さんのメッセージを感じてほしいと思います。
写真家 宇井眞紀子さん 
 1960年千葉県生まれ。 1983年武蔵野美術大学卒業。 1985年日本 写真芸術専門学校卒業。 写真家・樋口健二氏に師事し、フリーランスとして活動を開始。 1992年からアイヌ民族の取材を始める。 第1回笹本恒子写真賞受賞。 日本写真芸術専門学校講師。 武蔵野 美術大学非常勤講師。主な著作に 「アイヌ、風の肖像」 (新泉社)、 「アイヌ 100人のいま」(冬青社)など。
 
  7月24日(日)15時30分~
      宇井眞紀子ギャラリートーク
          &
     藤戸ひろことみんなで一緒にウポポ
        参加費 2500円(お茶とお菓子つき)
              ※予約してくださいね
    
  7月25日(月)26日(火)
         13時~
 
   藤戸ひろこ 手仕事 ワークショップ
        2時間の講習です 受付けは 16時まで
       参加費  1000円
    ※予約してくださいね

         

 

ふうらたより        2022年6月


8月までの予定をお知らせします。
 
<演劇のこと>
 春にもお知らせしましたように「戦時性暴力」をテーマにした演劇を月一回上演中です。7月末まで満席ですが、8月~11月までの予約を受け付けています。ぜひご覧ください。
 国家と戦争と性暴力。あったことを、なかったことにしようとする潮流がある。そして、いま日本社会で進んでいること。一人芝居の演者が語りかける言葉は、いろんなことを問いかけてくれるでしょう。
 このテーマで、月一回上演されていること、みなさんに応援してほしいと願っています。見に来てください。

<7月、8月>
 松永優さん、宇井眞紀子さん、阪田清子さんの作品展があります。こちらもぜひご来場ください。

ほか シリトンの会、韓国文学翻訳カフェ、詩の読書会、自彊術体操、ヨガ、アイヌ文様刺繍、色えんぴつ教室、ウポポ踊り、勝手に映画会 などなど催しがあります。

ふうらは不定休にしています。
ご興味がありましたら問い合わせください。
松永優作品展 7月1日(金)~7日(木)
    7月1日オープニングイベント 朗読公演
      
 松永優さんは昨年、沖縄・佐喜眞美術館で作品展をされました。そして「松永優染色作品集」を発刊されています。
佐喜眞美術館の館長 佐喜眞道夫さんは次のように書かれています。

人の住むこの地上では、地震、火山、津波、疫病、そして戦争と劣悪な政治が繰り返し我々に襲いかかってくる。 だが、 松永作品の前に立つと、われ われが根本的には巨大な自然に支えられていること、そして民衆文化の伝統 の中に深く根を張っていることの安心を伝えてくるからだろうか、どこか「大丈夫だ」という気がしてくるのである。

 私(畑)も松永さんの作品のまえに立つと、宇宙のなか、地球のなかの「ヒト」を感じるのです。そして、描かれた海、宇宙が語りかけてくるのです。そこには近代以前、長い間、民衆が語り継いできた物語の世界があるように思えたのです。
 
 松永さんは作品集のなかの一文で「アフリカの子供たちにこの作品がどう映るのか、を考えながら制作している。」と述べ「 何処から来て何処へ行くのかという命題」についても語られています。
 スペースふうらでは、大きい作品をたくさん展示することはできませんが、松永優さんの世界をぜひ感じていただきたいと思います。
 
      7月1日(金)午後6時半~
    オープニングイベント 朗読公演
 沖縄戦ひとり語り「ウンジュよ」 作:宮里政充 
        朗読: 松永衣吹
 
深夜の老人ホームで 老婆が語り出す家族の昔話
空を見上げる女生徒  子供を抱える母 砲火を逃げ惑う女性
それは、彼女の過去なのか それとも誰かの過去なのか。
彼女は生きてきた それだけを語り出す。 あなたに。

❇︎❇︎あらすじ❇︎❇︎
1945年3月26日 米軍は沖縄慶良間諸島に上陸を開始する。
艦砲射撃の中を逃げ惑い、次第に逃げ場を失った住民たちは集団自決へと追い詰められていった。それから55年、口のきけないはずの老婆は、ウンジュ(あなた)の来訪により声を取り戻し、当時の様子を語り始めた。幸せな家族との思い出、そして沖縄戦の記憶。
艦砲射撃の中、我が子の手を引いて逃げてきた親子の運命はー

    ❇︎❇︎松永衣吹プロフィール❇︎❇︎

円演劇研究所卒業後、フリーで舞台、朗読、ナレーション、映像などに出演。演劇ユニット『香具山舎』名義で朗読会やひとり芝居を開催。近年ではシンガーソングライターとの歌と朗読のライブイベント、コメディミュージカル出演、イベントの司会など、精力的に活動している。
 伝え守るアイヌ三世代の物語
       出版記念作品展
  7月23日(土)~28日(木)
      写真家宇井眞紀子さんの作品展です

アイヌの血を引く
ある家族の物語
この本に出てくる家族は
ダイキ(兄)と
ワカナ(妹)
ふたりのお母さんのひろ子さん
北海道に住むじいじのユキオさん

 宇井さんが約30年前から始めたアイヌの人々への取材。多くのアイヌの人々を撮影されました。北は網走郡から、南は奄美大島まで、全国のアイヌの人々を撮影した写真集は「アイヌ、100人のいま」として出版されました。
 そして、本年出版されたのは、藤戸さんたち家族の物語です。

 標準語に象徴されるように、日本列島が画一化されるのは明治以降です。アイヌが、琉球が、そして、さまざまな地域が、近代国家によって束ねられ、同時に言葉や文化が滅ぼされていく。
 アイヌの手仕事、生活の知恵、文化を伝えようとする家族がいる。宇井さんはカメラを通して伝えます。被写体となった藤戸さん家族、そして宇井さんのメッセージを感じてほしいと思います。
写真家 宇井眞紀子さん 
 1960年千葉県生まれ。 1983年武蔵野美術大学卒業。 1985年日本 写真芸術専門学校卒業。 写真家・樋口健二氏に師事し、フリーランスとして活動を開始。 1992年からアイヌ民族の取材を始める。 第1回笹本恒子写真賞受賞。 日本写真芸術専門学校講師。 武蔵野 美術大学非常勤講師。主な著作に 「アイヌ、風の肖像」 (新泉社)、 「アイヌ 100人のいま」(冬青社)など。
 
  7月24日(日)15時30分~
      宇井眞紀子ギャラリートーク
          &
     藤戸ひろことみんなで一緒にウポポ
        参加費 2500円(お茶とお菓子つき)
              ※予約してくださいね
    
  7月25日(月)26日(火)
         13時~
 
   藤戸ひろこ 手仕事 ワークショップ
        2時間の講習です 受付けは 16時まで
       参加費  1000円
    ※予約してくださいね

         

 阪田清子展
 「ゆきかよう船/対岸について」
      8月12日(金)~21日(日)

 金時鐘さんの詩作品に長編詩集「新潟」があります。その言葉と精神に触発された美術家がいます。新潟から沖縄に移り住み、芸術活動をされている阪田さん。
2016年にお話しされた冊子から、阪田清子さんと「新潟」との出会い、そして、作品に込められた思いの一端を紹介したいと思います。

 >2010年、その頃に制作していた作品が、「止まった カーテン」でした。その頃は、沖縄で大規模な県民大会が起こるんですね。普天間基地の代替案として辺野古に移設 されるという報道が出た背景がありました。そんな頃にこの詩集(「新潟」)に出会ったんです。詩集に圧倒されたと申しますか、 詩の印象が強く残ったのですが、その時はまだ、詩の背景や 金時鐘さんの体験されたことは、私は全く知らずに読んだ記憶があります。

それでもそこから感じたことは、読み進めるごとに幾重 にも傷を負うような痛み、苦しみでした。 ですが、それでも読み入ったのは、自分が今置かれたその場所で生き直し、存在を獲得していく強さのようなものも 受け取ったように感じたからでした。沖縄というところに今も住んでいて、沖縄で感じたいろんな軋轢や、社会、歴史、 そこで自分がどういうふうに制作をし、生活をし、生きて
いこうか、そういうときに生きる力を金時鐘さんの「新潟」 からもらったように思います。

四・三事件というのも金時鐘さんの詩を通して、知るようになりました。ひとつの国や地域が分断されて行く、そこで追いやられ、不在とされる姿は、沖縄で起きている基地問題とも重なりました。締め付けられるように、詩を何度も何度も読み返した記憶があります。

 私は社会性というところで作品を作っています。 でも、それを作品の全面ではなくて作品の中に滑り込ませる、作品の中の一部として取り入れて、それがどういう 問題提起なのか、社会性から人それぞれ個人のバックグラウンドの中に入っていけるようなものとして作品が存在して欲しい。それはいつも作品を送り出すときに願っていることです。

    8月11日(木)14時~
     大阪文学学校にてオープニングイベント
     出演  阪田清子 金時鐘 細見和之 渡部八太夫
    
    
    8月21日(日)16時~
     スペースふうらにて
      渡部八太夫 金時鐘作「新潟」を三味線を弾き 語る     ギャラリートーク  阪田清子 
      ※ 要予約
               ふうら予定6月

10日(金)15時  映画「岸辺の杙」監督輿石正 2020年
          ドキュメンタリー。監督はハンセン病療            養所邑久光明園でチェ・ナミョンさんに出           会いその人生を追った。  
12日(日)14時  詩のいろり
18日(土)14時  桃園句会
19日(日)14時  韓国文学翻訳講座
21日(火)15時30分  色鉛筆画教室
23日(木)13時  アイヌ刺繍教室
23日(木)16時  ウポポ練習
24日(金)18時  シリトンの会
25日(土)    貸し切り
26日(日)14時  一人芝居「市長公室の木村さんが」
30日(木)    貸し切り

自彊術体操教室   7日、14日、21日 (火)10時
ヨガ教室      10日、17日、24日 (金)10時

休み    不定休。
     
            
      


               ふうら予定 7月

1日(金)~7日(木)12時~18時30分 松永優藍染色展
1日(金)18時30分  松永衣吹朗読公演
           沖縄戦ひとり語り「ウンジュよ」
11日(月)16時    ウポポ練習
12日(火)15時30分 映画を観る会・作品未定
15日(金)18時    シリトンの会
22日(金)     貸し切り
23日(土)~28日(木)11時~18時 宇井眞紀子写真展
       「伝えるアイヌ三世代の物語」出版記念
24日(日)15時30分 宇井眞紀子ギャラリートーク
          藤戸ひろ子さんと一緒にウポポ
                    お茶とお菓子付き 3500円
25日(月)26日(火)13時 藤戸ひろ子手仕事ワークショップ
30日(土)    貸し切り
31日(日)14時  一人芝居「あの少女の隣に」

自彊術体操教室   12日(火)10時
ヨガ教室       木曜日か金曜日のどちらか、10時

休み    不定休。
     
           


              ふうら予定8月

8日(月)~10日(水)  貸し切り
12日(金)~21日(日)11時~18時 
        阪田清子展「ゆきかよう舟/対岸について」
          美術家阪田清子さんが詩人金時鐘さんの          長編詩「新潟」をイメージした作品を展          示します。 
21日(日)16時  渡辺八太夫さん「金時鐘さん長編詩『新潟           Ⅱ・Ⅲ』」の語り
                ギャラリートーク 阪田清子さん
26日(金)18時  シリトンの会
27日(土)      貸し切り
28日(日)14時  一人芝居「市長公室の木村さんが」

自彊術体操教室    2日、23日、30日(火)10時

休み    不定休。
    

 

 

 

 

松永優藍染色展 7月1日~7日

松永優藍染色展

松永優藍染色展

7月1日(金)午後6時半~
    オープニングイベント 朗読公演
 沖縄戦ひとり語り「ウンジュよ」 作:宮里政充 
        朗読: 松永衣吹
 
深夜の老人ホームで 老婆が語り出す家族の昔話
空を見上げる女生徒  子供を抱える母 砲火を逃げ惑う女性
それは、彼女の過去なのか それとも誰かの過去なのか。
彼女は生きてきた それだけを語り出す。 あなたに。

❇︎❇︎あらすじ❇︎❇︎
1945年3月26日 米軍は沖縄慶良間諸島に上陸を開始する。
艦砲射撃の中を逃げ惑い、次第に逃げ場を失った住民たちは集団自決へと追い詰められていった。それから55年、口のきけないはずの老婆は、ウンジュ(あなた)の来訪により声を取り戻し、当時の様子を語り始めた。幸せな家族との思い出、そして沖縄戦の記憶。
艦砲射撃の中、我が子の手を引いて逃げてきた親子の運命はー

    ❇︎❇︎松永衣吹プロフィール❇︎❇︎

円演劇研究所卒業後、フリーで舞台、朗読、ナレーション、映像などに出演。演劇ユニット『香具山舎』名義で朗読会やひとり芝居を開催。近年ではシンガーソングライターとの歌と朗読のライブイベント、コメディミュージカル出演、イベントの司会など、精力的に活動している。

市長公室の木村さん ・ あの少女の隣に 

5月29日「あの少女の隣に」               満 席

6月26日「市長公室の木村さん」             満 席

7月31日「あの少女の隣に」               満 席

8月28日「市長公室の木村さん」             受付中

9月25日「あの少女の隣に」               受付中

  ※5月25日現在の状況です

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