伝え守るアイヌ三世代の物語  出版記念作品展

写真家宇井眞紀子さんの作品展 

 

アイヌの血を引く
ある家族の物語
この本に出てくる家族は
ダイキ(兄)と
ワカナ(妹)
ふたりのお母さんのひろ子さん
北海道に住むじいじのユキオさん

 宇井さんが約30年前から始めたアイヌの人々への取材。多くのアイヌの人々を撮影されました。北は網走郡から、南は奄美大島まで、全国のアイヌの人々を撮影した写真集は「アイヌ、100人のいま」として出版されました。
 そして、本年出版されたのは、藤戸さんたち家族の物語です。

 標準語に象徴されるように、日本列島が画一化されるのは明治以降です。アイヌが、琉球が、そして、さまざまな地域が、近代国家によって束ねられ、同時に言葉や文化が滅ぼされていく。
 アイヌの手仕事、生活の知恵、文化を伝えようとする家族がいる。宇井さんはカメラを通して伝えます。被写体となった藤戸さん家族、そして宇井さんのメッセージを感じてほしいと思います。
写真家 宇井眞紀子さん 
 1960年千葉県生まれ。 1983年武蔵野美術大学卒業。 1985年日本 写真芸術専門学校卒業。 写真家・樋口健二氏に師事し、フリーランスとして活動を開始。 1992年からアイヌ民族の取材を始める。 第1回笹本恒子写真賞受賞。 日本写真芸術専門学校講師。 武蔵野 美術大学非常勤講師。主な著作に 「アイヌ、風の肖像」 (新泉社)、 「アイヌ 100人のいま」(冬青社)など。
 
  7月24日(日)15時30分~
      宇井眞紀子ギャラリートーク
          &
     藤戸ひろことみんなで一緒にウポポ
        参加費 2500円(お茶とお菓子つき)
              ※予約してくださいね
    
  7月25日(月)26日(火)
         13時~
 
   藤戸ひろこ 手仕事 ワークショップ
        2時間の講習です 受付けは 16時まで
       参加費  1000円
    ※予約してくださいね